花まつり(降誕会)

48日は今から約2500年前に仏教を開かれたお釈迦様がインドのルンビニー園という花園でお生まれになられたお目出度い日です。毎年、不動院では一面を色とりどりの花で飾った(はな)御堂(みどう)を建立しご誕生をお祝いする法要(ほうよう)行っています釈迦様がお産れになられた時九頭(くず)(りゅう)舞い降(まお)甘露(かんろ)の水を降らせお釈迦様に産湯(うぶゆ)を与えたと伝えられています。それに(ちな)んで花御堂の中は甘茶(あまちゃ)で満たされた(おけ)を置き、中心に右手を上に左手を下にしたお釈迦様のお姿の誕生仏(たんじょうぶつ)をお祀りします。お参りする時は柄杓(ひしゃく)釈迦様の頭から甘茶をそそいでご誕生をお祝いします。故にその功徳(くどく)は無量広大と言われ特にはお子様の無病(むびょう)息災(そくさい)をはじなど諸願成就の利益(りやく)を授かります